
パレスチナ国家、条件付きで建設容認 米が中東和平案
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54970100Z20C20A1000000/
【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は28日、イスラエルとパレスチナの中東和平案を発表した。テロ活動の停止など一定の条件のもとでパレスチナに東エルサレムを含む独立国家の建設を認めるのが柱。
東エルサレムを将来の首都と位置付けてきたパレスチナに配慮した半面、ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地でのイスラエルの主権容認などパレスチナが受け入れにくい内容も含む。
歴代の米政権が唱えてきたパレスチナ国家とイスラエルとの共存をめざす「2国家共存」の原則は表向きは維持する内容だ。
イスラエル側はこの案に基づき和平交渉に臨むことに同意している。パレスチナ自治政府側は公表前からトランプ政権がまとめた和平案を拒否する姿勢を示しており、先行きは不透明だ。
トランプ氏はホワイトハウスで「双方にウィンウィンの内容だ」と強調した。内容は約50ページに及ぶ。発表にはイスラエルのネタニヤフ首相が同席した。
トランプ氏はかねて中東和平合意を「世紀のディール」と称し、「双方が受け入れ可能な和平合意の達成に深く関与する」と意欲を示してきた。